●植物紋=楓(紅葉)/柿/杜若紋の一例 
中輪に紅葉/陰紅葉/石持ち地抜き紅葉(こくもちじぬきもみじ)/糸輪に覗き紅葉(いとわにのぞきもみじ)/抱き紅葉/変わり抱き紅葉/杏葉紅葉(ぎょうようもみじ)/抱き枝紅葉/割り紅葉(わりもみじ)/尻合わせ三つ紅葉/中輪に立ち紅葉/三つ割紅葉/散り紅葉(ちりもみじ)/水に紅葉/菱紅葉/割り紅葉菱/四つ紅葉菱/紅葉キリもみじぎり)/紅葉飛び蝶/紅葉蝶(もみじちょう)/変わり紅葉蝶/古木紅葉の丸(こぼくもみじのまる)/紅葉枝丸(もみじえだまる)/

花杜若(はなかきつばた)/変わり花杜若/陰花杜若/結び杜若/立ち杜若の丸/三つ花杜若/石山杜若/丸に頭合わせ三つ花杜若/丸に向こう杜若/杜若の丸/束ね杜若/二つ杜若/抱き杜若/三つ追い杜若/二つ追い杜若菱/外向き杜若菱/杏葉杜若(ぎょうようかきつばた)/中山杜若/立ち杜若/丸に変わり抱き杜若/根引き杜若/今城杜若/杜若に水/糸菱に総覗き花杜若(いとびしにそうのぞきはなかきつばた)/
楓紋:カエデ科の落葉高木の総称でもあり、紅葉の別名でもあある。秋になって一面に紅葉することを衣に見立てて「紅葉のころも」といい、また一面に紅葉したさまを帳に見立てて「紅葉のとばり」というなど、雅びやかな表現もある。
楓紋には、二種類ある、一つは葉だけを図案化したもの、もう一つは葉と枝を組み合わせたものである。
葉だけのものは、葉の数によって「一つ楓」「二つ楓」などと呼ぶ。

杜若紋:杜若は、古くから衣装の文様に好んでもちいられたことが、「枕草子」や「栄華物語」などにみえる、杜若紋はこの文様から転化したものであろう。
杜若紋には、「花杜若」と「枝杜若」の二種類がある、「枝杜若」葉、茎、つぼみを組み合わせたものである。


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