●自然紋=波/山形・山/雪紋の一例 
浪に千鳥(なみにちどり)/三つ割り波/三つ追い浪丸/一つ浪丸/浪巴/糸輪に荒波の丸/丸に浪に槌車/白波/青山浪/荒浪の丸/渦巻き浪/浪に兎/浪に燕/石持ち地抜き浪に源氏車/丸に青海波/立ち浪/

丸に富士山に帆掛舟/富士山形/変わり富士霞(かわりふじかすみ)/三つ遠山/三つ山/五つ山/三つ入り山/五つ入り山/山形/差金違い山形(さしがねちがいやまがた)/入り山形/丸に違い山形/陰山形に二木/三つ違い山形/三つ盛り山形/三つ組み合わせ山形/頭合わせ三つ山形/四つ組み合わせ山形/横違い山形/上下組み合わせ山形/五角山形/六角山形/向かい花山形/違い花山形/三つ組み違い山形/細輪に山道/組み山形菱/山形桜/花山形桐/隅立て十二山形/組み合い変わり山形/丸に山の字/変わり山の字/山の字丸/変わり剣山の丸/山の字丸/鉢形山の字/剣持ち山の字/尻合わせ二つ山の字/知り合わせ三つ山の字/二階山の字/山の字菱/頭合わせ三つ山の字/三つ変わり光琳山の字/頭合わせ光琳山の字/三宝院山の字/丸に山の角字/

雪菱(ゆきびし)/吹雪/初雪/春風雪’はるかぜゆき)/石持ち雪/花形雪/巌敷雪(がんじきゆき)/氷柱雪/曇雪(くもりゆき)/山雪/矢雪/雪輪/雪輪菱/外雪輪に抱き沢瀉/外雪輪に抱き茗荷/外雪輪に変わり根笹/雪輪に覗き糸輪に三つ鱗/雪輪に覗き瓜に唐花/雪輪に覗き陰八梅/雪輪に中陰鬼蔦/雪輪に剣花菱/雪輪に中陰五三桐/雪輪菱に桔梗/雪輪菱に橘/雪輪菱に蔦/ 
波紋:荒れ狂う波は魂の怒りと見て、これを龍巻のような形で表した。
海が波立つのは水神のしわざであり水神の怒りを鎮めるには、人柱をたてなくてはならない。
『古事記』には、夫の日本武尊が東征のとき、荒れる海を鎮めるために、弟橘妃が浦和海峡に入水したという話がある。波紋には「立つ波」と「丸波」の二種がある。

山紋:山の紋は、およそ三つにわかれる。第一は、実際の山の形をそのまま表した山紋、第二は、山を幾何学的に図案化した山形紋、第三は、山の字紋である。山を形であらわすのではなく、文字で書く。山の字紋もそれぞれ文字の形が違う、例えば「輪王寺山文字」「毘沙門堂山文字」などがある。

雪紋:雪の文様は少ない、それは古代人が雪の形をとらえることが出来なかったからであろう。雪紋は雪の結晶をアレンジしたもので、六角の形を基本とする 

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