月紋/星紋/曜紋:月紋には大きく分けて二つの種類がある。一つは月だけの数で、その満ち欠けによって三日月、八日月、半月、満月などという名がついている。
もう一つは他の紋との組み合わせである。例としては「五本骨扇に月」「枡形に月」「夕顔に月」などなど、
月星紋は月と星とを組み合わっせた紋である。日月星は、どれも天体の一つとして古代人の信仰の対象であった。また、星とともに「曜」という語も使う、これは、星が輝くという意味である。紋章では、三星、四星、五星、六星、七曜、八曜、九曜、十曜などのように、多数の星が集合したものであるが、これらの星紋の中で、最も多く用いられたのが三星紋と9曜紋であった。
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